介護や老後の面倒を見てくれた子は他の兄弟より多く相続させられる?

親の面倒を見てくれた子に多く渡したい

Q:妻を亡くした私は老後をひとりで暮らしています。私には3人の息子がいますが、近所に住む長男は嫁と一緒に私の介護をしてくれました。次男も休日にはできる範囲のことをしてくれています。

しかし、三男は顔を出すどころか電話の1本もしてくれません。法律では相続財産は子どもは均等に分けるということになっていますが、老後の面倒を見てくれた長男に多く相続させることはできないでしょうか?(親もすでに死亡しています)

介護

A:この場合、法定相続人は3人の息子さんです。そして、法定相続分は相続財産すべてを子どもが均等に分けるということになっています。もし相続財産が3000万円の場合、長男、次男、三男がそれぞれ1000万円ずつ受け取ることになります。

しかし、今回のように貢献してくれた人に多く渡したい場合は遺言にそのように書いておきましょう。また、長男の嫁も世話をしてくれたので財産の一部を渡したいというときも、遺言にその旨(介護をしてくれたから相続財産を渡すということ)と具体的に何を相続させるかを明確に書いておきます。

親の面倒を見たから多く相続したい

こちらは上記とは逆のケースです。
Q:私は3人兄弟の長男です。実家の近くに住んでいたこともあり、長男という立場もあったので嫁と一緒に親の介護を10年間してきました。先日、父親が死亡したのですが、特に遺言は残されていません。

この場合、相続財産は兄弟は同じ額を受け取ることになるのでしょうか?次男も三男も何も手伝っていないのに同額を受け取るのは不公平な気がします。多く相続することはできないでしょうか?

A:遺言がない場合は、法定相続分は兄弟は均等に分けることになります。
しかし、今回のように故人に特別に貢献した場合は、相続人が「寄与分(きよぶん)」を請求することができます。
寄与分とは被相続人の財産の増加や維持に特別の貢献をした相続人に多く財産を分けることをいいます。

  • 被相続人の事業に関する労務の提供をした人
  • 被相続人の事業に資金提供をした人
  • 被相続人の療養看護をした人

などが該当します。

ただし、寄与分が請求できるのは相続人だけです。そのため、この質問の場合は長男は寄与分を請求できますが、長男の嫁はできません。もし長男の嫁にも多く財産を渡したい場合は、被相続人が遺言でその旨を書いておく必要があります。

また、寄与分には明確な基準や金額(割合)などは決められていません。寄与分を請求し、財産を多く受け取ろうと思うならば相続人が集まって遺産分割協議という話し合いで決定します。この話し合いでほかの相続人が納得すれば認められますが、納得しない場合は家庭裁判所に調停を申し立てて第三者の関与で話し合いを進めることになります。

こういった貢献度合いは遺族が主張しても、その様子を見ていない人にはわかりにくいものです。被相続人は遺言を残しておくことをおすすめします。

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