遺言の内容に納得がいかない!遺産分割をやり直すことはできる?

遺言の効力とは?

Q:父が亡くなりました。遺言書には全財産を支援していた団体に寄付すると書いてあります。しかし、相続人である母や私たち子どもは生活費として遺産が必要です。遺言書に書いてあることは絶対従わなければならないのでしょうか?
A:遺言書に「団体に寄付する」ということを書くのは「遺言事項」として認められています。そのため、父親が残した遺言書は他に不備がなければ効力を発します。

しかし、遺族(相続人)には「遺留分(いりゅうぶん)」が認められています。そこでこのようなケースでは「遺留分減殺請求」をする必要があります。この場合は相続財産を受け取ることになっている団体に遺留分減殺請求をします。書面に書いて配達証明付き内容証明郵便で送るといいでしょう。

ただし、遺留分は兄弟姉妹には認められていませんので、注意が必要です。

話し合い

愛人に相続させるという遺言の場合

Q:父は生前、母に内緒で別の女性と付き合っていました。先日、父が亡くなりましたが、遺言書には財産のすべてをその愛人に相続させると書いてあります。
この場合、私たち遺族は泣き寝入りしなければならないのでしょうか?
A:この質問の場合も上記の団体への寄付と同じで、遺族(相続人)には遺留分があります。そこで愛人である女性に「遺留分減殺請求をすることになります。方法は上記と同じです。

ただ、相手が請求に応じない可能性が考えられます。その場合は家庭裁判所に調停の申し立てをして、解決を図ります。

なお、故人の妻がまったく夫の世話をしないなどの事情があり、愛人が看護や身の回りの世話をしていた場合で相続人が「婚姻関係はないけれど、その人に財産を受け取ってもらいたい」という場合は、たとえ遺留分が侵害されていても、遺言通りに相続を進めて構いません。そのときは特に手続きは必要なく、財産の名義変更などを進めます。

特別受益

Q:私は弟と妹の3人兄弟です。家業を継ぐために大学進学をあきらめ、父の仕事を手伝ってきました。一方、弟は大学に進学、大学院まで進みました。学費はすべて父親が出しています。妹は高校卒業後海外に2年間留学しましたが、その費用も父親が負担しています。さらに結婚の際にも多くの費用を出していました。

先日父親が亡くなりましたが、特に遺言はありませんでした。そのため、母と私たち兄弟3人は法定相続分を相続することになります。生前、何かと資金援助を受けていた弟・妹が何も受けていない私と同額の財産を受け取るのは納得できません。何か方法はないでしょうか?

A:これはよくある問題です。遺言がないと相続財産は法定相続分に沿って分割します。または相続人が集まって遺産分割協議を行います。その席で質問者が弟や妹に「生前、支援を受けていたのだから、そうではない自分が多く受け取りたい」と持ちかけてみましょう。

ただ、「そんな昔のことを切り出さなくても……」などの理由で協議に応じない可能性があります。その場合は「特別受益の持ち戻し」を行います。
流れは以下のようになります。

  • 弟や妹がすでに受け取っている額を「特別受益」として相続財産に加えて、その総額を元に法定相続分を計算します。
  • 弟・妹は特別受益分を差し引いた額を相続します。

これで弟や妹が納得してくれればいいのですが、こじれる場合があります。そんなときは、弁護士に相談してみましょう。

また、被相続人は相続人の間で不満が出そうな場合は、遺言書を書いておくことをおすすめします。遺言には「弟や妹に比べて資金援助をしてこなかった長男に多く相続させる」と理由を書いておくと、争続を避けることができます。

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